座標軸 2022.01

誇りをもってこの国に生きる
向野幾世【奈良大学元講師】

 去年今年貫く棒の如きもの  高浜虚子

 令和4年の幕あけ。感慨深く迎えている。コロナ禍に明け暮れた去年。毎日発表される感染者の数に一喜一憂した。その数は住んでいる町市県に始まり、国から世界に及ぶ。
 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると去年11月2日、世界全体の感染者数は2億5千万人、死者は5百万人に達した。ちなみに、日本は感染者172万人、死者は1万8千人である。
 これらの数字から、何をどう読みとっていくべきか分からないが、とにかく数を手帳が膨れ上がるほど書き留めた。その数は「通常であれば受けられる医療を、多くの人が受けられない事態」という逼迫度を示し、それが不要不急・自粛の呼び掛けになり、ついには緊急事態宣言の発令に及んだものなので目が離せない。
 

 ※詳細は2022年1月号本誌にて。

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