友好の橋 2022.02

2022年2月号
台湾
Taiwan

3万年前に台湾から沖縄・日本列島へ、人類のグレート・ジャーニー
丸木舟で台湾から与那国島へ

 日本と台湾は、日本民族の形成とも深い関わりがあります。20~10万年前、アフリカに生まれたホモ・サピエンスは5万年前頃からの「グレート・ジャーニー」で地球上に拡散し、日本列島にたどり着いたのは3万数千年前。そのルートは、陸続きだったシベリア・樺太、朝鮮半島・津島、そして台湾・沖縄の三つです。
 その頃の人骨は、沖縄の島や石垣島で発見されています。「国境の与那国島まで100キロ以上ある台湾からどうやって渡ってきたのか」、この謎を実験考古学で解明しようとしたのが「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」を立ち上げた国立科学博物館人類史研究グループ長(当時)の海部陽介博士です。
 実験では、当時の技術と現地の材料を使うため、最初の試験航海は与那国島から西表島へ、ヒメガマをツルで編んだ草の舟を、シーカヤックのベテランや伝統航海術を知るニュージーランドの先住民らが漕ぎました。これは黒潮に流され失敗。二度目は台湾の東海岸で、先住民のアミ族が造った竹筏(てっぱい)の舟で実験したのですが、竹が割れて浸水し、黒潮を越えられませんでした。・・・

 ※詳細は2022年02月号本誌にて。

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