友好の橋 2022.04

友好の橋
アメリカ合衆国
United States of America

今もポトマック河畔には満開の桜が、日本の街にはハナミズキが春を彩る
東京市長・尾崎行雄が苗木を贈呈

 世の中に絶えて桜のなかりせば
 春の心はのどけからまし   在原業平

 この世に桜がなかったなら、どんなにか春をのどかに過ごせるだろうか。桜のすばらしさを逆説的に表現し、称賛した古今和歌集にある有名な歌です。
 春の訪れを告げる美しい花に心を寄せるのは、日本人だけではありません。3月中旬から4月上旬にかけて「ワシントン桜祭り」が開かれ、約100万人もの人が訪れます。今年は3年ぶりの開催となり、パレードやたこ揚げ大会、和太鼓を使ったパフォーマンスなどが予定されています。
 話は今から110年前‐ヘレン・タフト米大統領夫人は、親日家の米国人の提案により、ポトマック河畔の公園に桜を植えようとしていました。そのことを知った東京市長の尾崎行雄が1912年、日米の友好親善を願い、桜の苗木3000本を贈呈したのです。
 最初に送った2000本は病害虫のため焼却処分となり、改めて苗木を作るのに3年の歳月を要しました。・・・

 ※詳細は2022年04月号本誌にて。

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