時代に咲いた花 2022.05

2022年5月号
津田梅子(上)
異なる二つの文化の挟間で悩み、葛藤しながら
強い使命感で女性の新しい生き方を示した

 2024年度に発行される新紙幣の新しい「顔」となる津田梅子。「女子留学生第一号」「津田塾大学の創始者」として知られ、日本の近代化への貢献が評価されての選定でした。
 今から150年前、外国との交流や情報がごく限られ、世界が未知に溢れていた時代、海を渡った少女は、何を見たのでしょう。そして帰国後、求め続けた新しい女性の生き方とは…。
 幕末の元治元年(1864)12月31日、現在の東京都新宿区南町に津田仙・初子夫妻の次女として梅子は生を受けます。男子を期待していた父は、落胆のあまり家を飛び出したまましばらく戻らず、困った母が名の無い娘を不憫に思い「むめ(梅)」と名付けたと言われています。
 佐倉藩士の仙は進取の気性に富み、梅子の誕生から2年後には、幕府の遣米使節団の随員として福沢諭吉らとともに渡米。先進的な農業と民主主義の気風に感銘を受け、帰国後は日本最初の
洋風ホテル「築地ホテル館」の理事や、北海道開拓使の嘱託を務め、西洋野菜の栽培を手掛けて農業改革を志しました

 ※詳細は2022年5月号本誌にて。

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