時代に咲いた花 2022.06

時代に咲いた花
津田梅子(下)
知性を備え、自ら思考できる女性を育成したい
強い使命感に突き動かされ、女子英学塾を創立

 理想の学校を作りたい──アメリカから帰国して2年、落胆は夢に変わり、梅子を突き動かしていきます。しかし、「東洋の女性は地位の高い人はおもちゃ、低い者は召使いに過ぎない」と辛辣に評しているように、女性の地位はあまりに低いものでした。
 「女三界に家なし」という時代。独身を貫くのは覚悟のいることでしたが、愛なき結婚は考えられず、家庭内に収まる暮らしなど、まっぴらでした。
 女性が広い視野と教養を持って社会的役割を果たすには、まずもって教育が必要。その想いを強くしていた梅子は、明治18(1885)年に開設された華族女学校の英語教師に任ぜられると喜んでこれを引き受け、女子教育の発展に期待を寄せます。
  

 ※詳細は2022年6月号本誌にて。

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。